1990年 会報

第60号(1990年1月15日)
- 生活活動時間研究における「簡易スポットチェック法」の紹介 門司和彦(長崎大・医・公衆衛生) 1-2
働態の窓 ある老漁師との出会いから 川上剛(産医研) 2-3
話題らん 西ドイツで考えたこと−働くことと生きること− 斉藤良夫(中央大) 3-5
研究室紹介 熊本大学医学部公衆衛生学講座 ニ塚信 5-6
人類働態学会第24回大会 - - -
一般口演 1.キーボード高と肩腕部筋負担に関する研究 井谷徹、大谷透、青山英康(岡大・医・衛生) 6
- 2.交通に於る意味設計−高速道路分岐点での予告標識の効果− 堀野定雄、森みどり(神奈川大・工・人間工学) 6-7
- 3.タンカー災害と海の安全 田尻宗昭(神奈川大・短大) 7
- 4.病院外来患者の待ち時間に対する意識 森みどり、堀野定雄(神奈川大・工・人間工学) 7-8
- 5.女子のスポーツ活動を規定する環境的要因について 岩田浩子(東京理科大・理工) 8
- 6.新しい環境への適応−転校生の学校適応を考える− 塚本美恵子(ICU教育研究所) 8
- 7.日本における南北過疎の老人暮らしの考察 松田喜美子(ヒューマン・エコロジー研) 8-9
- 8.ヒトの代謝的過程で生成されるエネルギーと、弾性組織に蓄えられるエネルギーについて 船津京太郎、矢野千加史、石井勝(福岡教育大・体育研究センター) 9
- 9.血中成分からみたマラソンおよび陸上長距離選手の酸素運搬能 江橋博、西嶋洋子(明治生命・体力医学研)、大平充宣、芝山秀太郎(鹿屋体育大)、丸山芳一(鹿児島大・医) 9-10
- 10.下着着用による胸部形状の経時的変化 芹沢玖美、数金昭見(大妻女子大・人間生活科学研) 10
- 11.サイクル内足蹠6点パターン解析からみた歩行運動のreferred Temosと心拍周期の関係について 藤井力夫(北海道教育大・札幌分校) 10
- 12.筋負担からみた躯幹運搬法−「背負い」「額」「頭上」の比較 岡田守彦、進藤正雄(筑波大・体育・応用解剖) 10-11
- 13.中途失明者の歩行分析 中村貴志、中田英雄(筑波大・心身障害学系) 11
- 14.電車内におけるヒトの働態立位姿勢の場合 片岡洵子(日本女子体育短大)、池田敦子、早弓惇(日本女子体育大) 11
- 15.Taraadにおける売子の姿勢の統計的理解 大沢清二(大妻女子大・人間生活科学研)、岡田守彦(筑波大・体育科学系) 11-12
- 16.集品作業における作業方法と負担 大西徳明(東京農業大)、天明佳臣、酒井一博(労研) 12
- 17.内田クレペリン検査による国際比較の一例−日本、シンガポール、ブラジル《ことに栄養学的観点から》 村上幸雄(栄養化学研)、山田耕嗣(日本・精神技術研) 12-13
- 18.睡眠の質の主観的評価と客観的評価の比較 守和子(労研) 13
- 19.中高年作業者の24時間勤務における血圧の変動 渡辺明彦、酒井一博(労研) 13
- 20.変則勤務者の生活時間 酒井一博、渡辺明彦(労研) 13-14
シンポジウム「環境と人間の行動」 1.人間行動の観察方法−パプアニューギニア調査から− 稲岡司(熊本・医・公衛) 14
- 2.高層・高密度居住と子供の発達 織田正昭(東大・医・母子保健) 14
- 3.痴呆老人の異常精神症状と環境 大井玄(東大・医・成人保健) 14-15
- 4.人口減少地域住民の保健行動 守山正樹(長崎大・医・衛生) 15
- 5.受療行動にかかわる環境 西垣克(東大・医・保健管理) 15
- 人類働態学会第24回大会を終わって 鈴木継美(東大・医・人類生態) 15-16
- 「大会に参加して」 山口真美(お茶の水女子大・大学院人間文化研究科) 16
- - 高坂宏一(杏林大・保・人類生態) 16
- - 織田正昭(東大・医・母子保健) 16
人類働態学会・西日本地方会第14回大会 - - -
特別講演 生活の流れは遠賀川とともに−筑豊の歴史と風土− 中島忠雄(若菜小) 17
一般口演 1.左右差に関する研究その2 柴田知己、坂口英二、原野勝、渡辺浩彰(九州芸工大・人間工学) 17
- 2.イライラに関する研究(第1報) 佐々木司、杉本洋介、佐藤陽彦(九州芸工大・人間工学) 17
- 3.高温環境下における頭部冷却が体温調節反応に及ぼす影響 吉次律俊、小林宏光、森下直樹(九州芸工大・人間工学) 18
- 4.保健室までの距離と来室状況 能美禎夫(宮崎日大学園)、草野勝彦(宮崎大・教育) 18
- 5.高齢者の健康度の分析 佐藤和子(聖マリア学院短大) 18
- 6.ペドメータ値からみた高齢者の身体活動量 山内千佐登、草野勝彦(宮崎大・教育) 18-19
- 7.高齢者体温の季節変動を日周変動 佐々木隆、山崎昌廣(熊本大・医・生体制御) 19
働態ミニ情報 - 19
記録 第32回総会 - 19-20
- 幹事会(第10期第3回) - 20
- 幹事会(第10期第4回) - 20
編集後記 - - 20
- - - -
第61号(1990年12月31日)
- 会長に就任して 松田達郎(武蔵野美大) 1
- 会長を辞すにあたって 香原志勢(立教大) 1-2
話題らん 「現代労働衛生ハンドブック」における「人類働態学」 香原志勢(立教大) 2-3
働態の窓 集団観察にこだわる 松田達郎(武蔵野美大) 3-4
研究室紹介 筑波大学心身障害学系 中田英雄 4-5
人類働態学会第25回大会 - - -
一般口演 1.簡易スポットチェック法による活動強度評価上の問題点−ボリビア・アンデスでの事例より− 門司和彦(長崎大・医・公衆衛生)、今井秀樹(東大・医・人類生態) 5
- 2.健常人の作業特性に対するビタミンB12(メチルコバラミン)の効果−内田クレペリン検査による検定− 村上幸雄(栄養科学研)、師岡孝次、町田敏久(東海大・工) 6
- 3.乳児の歩行開始を規定する要因について 岩田浩子(お茶の水女子大) 6
- 4.足と履物に関する実態調査U 高井明徳(大阪信愛女学院短大)、三戸秀樹(近畿大・医) 6-7
- 5.日本人の電車内の働態U−複数乗客者、各種動作− 片岡洵子(日本女子体育短大) 7
- 6.語り合う小集団とその行動について 松田達郎(武蔵野美大) 7
- 7.火炎における避難行動の研究−事例からの検討− 三戸秀樹(近畿大・医・公衆衛生) 7-8
- 8.心拍数応答からみた救急隊員の負担 庄司卓郎(早大・理工研)、酒井一博、渡辺明彦(労働科学研)、甲田茂樹(岡山大・医)、中桐伸五(自治労顧問医師) 8
- 9.看護婦の腰痛発症にかかわる職業性要因の疫学的検討 甲田茂樹、小河孝則、青山英康(岡山大・医・衛生)、久繁哲徳(高知医大・公衆衛生) 8
- 10.山間地複合経営農家の腰部機能について 末永隆次郎(久留米大・医・環境衛生)、守田久代、今村禎子(八女西武農業改良普及所) 9
- 11.ゴミ回収作業における作業負担−ある博覧会場における清掃作業者の場合− 小黒芳男(神奈川大) 9
- 12.在宅寝たきり老人をかかえる介護者の生活と健康に関する調査 田中治子(富士通・医療システム部)、斉藤むら子(琉球大・医・保健医療学) 9-10
- 13.バイク乗務員の局所の疲労と手首末梢循環、神経、運動機能ならびに自覚症状との関連についての検討 丹村敏則、岡田源義、清水学、武内敏彦(名古屋市立大・第一内科) 10
- 14.Taraadにおける売子の姿勢の統計的理解(2) 大澤清二(大妻女子大)、佐川哲也(筑波大、シーナカリンビロート大)、軽部光男(ランドブレイン社)、岡田守彦(筑波大) 10-11
- 15.網膜色素変性症の弱視者におけるVDT作業による視疲労 高橋尚子(筑波大)、中田英雄(筑波大・心身障害学系) 11
- 16.高校生の100km遠足における身体的変化 草野勝彦(宮崎大)、仲家孝(延岡養護学校)、能美禎夫(宮崎日大学園) 11
- 17.反応動作準備期の重心動揺と全身反応時間 中田英雄(筑波大・心身障害学系)、圓埼優子(筑波大) 11-12
- 18.野球選手の形態的特徴−上肢・上肢帯を中心に− 岡田守彦、進藤正雄(筑波大・体育) 12
- 19.長距離ランナーにおける弾性エネルギーと有酸素性作業能力の関係 船津京太郎、市丸直人、翁正哲、金子史恵、石井勝(福岡教育大・体育研究センター) 12-13
- 20.パプアニューギニア山麓部サモ・クボ族のエネルギー消費量 稲岡司(熊本大・医・公衆衛生)、大塚柳太郎(東大・医・人類生態)、須田一弘(北大・文・社会生態) 13
- 21.一年の間隔で二回測定された体重の値から何がわかるか−パプアニューギニア低地、ギデラ族の事例− 西野至、鈴木継美、大塚柳太郎、河辺俊雄(東大・医・人類生態)、稲岡司(熊本大・医・公衆衛生)、秋道智彌(国立民俗学博物館) 13
特別講演 海外技術協力の将来展望 小木和孝(ILO労働安全衛生部長) 14
シンポジウム「老人と行動と生活環境」 1.老人の特徴と社会的役割 香原志勢(立教大) 14
- 2.高齢者の行動特性と居住環境計画−居住志向を中心に− 高阪謙次(山口大・教育) 14-15
- 3.交通事故から見た高齢者の行動特性と都市環境 溝端光雄(愛媛大・工学) 15
- 4.老人の社会的活動と健康 大原啓志、三野善央(高知医大・公衆衛生) 15
- 第25回大会をお世話して 大原啓志(高知医大・公衆衛生) 15-16
- 大会事務局を担当して 三野善央(高知医大・公衆衛生) 16
- 大会に参加して 高橋尚子(筑波大学・大学院) 16
人類働態学会・西日本地方会第15回大会 - - -
シンポジウム「展望 人類働態学−その課題と社会的役割−」 1.人類働態学再考 香原志勢(立教大・一般教育) 17
- 2.人類生態学の視点から 竹本泰一郎(長崎大・医・公衆衛生) 17
- 3.生理人類学の視点から 佐藤陽彦(九州芸工大・人間工学) 17-18
- 4.疫学の視点から 吉村健清(産業医大・臨床疫学) 18
- 5.心理工学の視点から 八木昭宏(関西学院大・文・心理) 18
一般口演 1.歯の咬耗と食生活 北条暉幸(産業医大・医・第1解剖) 18-19
- 2.弾性エネルギーからみたスポーツ選手の運動適性 船津京太郎、矢野千加史、石井勝(福岡教育大・体育研究センター) 19
- 3.せき髄損傷者の日常生活活動と健康意識について 藤家馨(総合せき損センター・医用工学) 19
- 4.手指触覚の左右差 柴田知己、杉本洋介、佐藤陽彦(九州芸工大・人間工学) 20
- 5.交代制勤務者の生活時間構造 宮崎透、明石勲、壱岐武志、佐々木司、佐藤陽彦(九州芸工大・人間工学) 20
- 6.睡眠脳波からみた仮眠効果の実験的研究 佐々木司、佐藤陽彦、明石勲(九州芸工大・人間工学) 20-21
- 7.「眠たさ」からみた仮眠効果の実験的研究 明石勲、佐々木司、佐藤陽彦(九州芸工大・人間工学) 21
- 8.店内作業の人間工学的問題点 肝付邦憲(近畿大学九州工学部・経営工学) 21
特別講演 沈黙の螺旋 高尾健次(三菱総研・行動科学) 21-22
人類働態学会・東日本地方会第18回大会 1.表情の筋電図による研究 山口真美(お茶の水女子大) 22
- 2.子どもの外反母指−新しい判定法による 岡田守彦、小久保秀子、進藤正雄(筑波大・体育科学系) 22-23
- 3.edometer値からみた精神遅滞者の身体活動量について−1年間の縦断的変化− 安井友康(神奈川県立三浦しらとり園)、山岸雄一(神奈川県立津久井やまゆり園) 23
- 4.ビタミンB12(メチコバール)による作業特性改善効果 村上幸雄(栄養化学研)、師岡孝次、町田敏久(東海大・経営工学)、山田耕嗣(日本精神技術研) 23
- 5.料金徴収員の作業特性分析 庄司卓郎(早大・理工)、渡辺昭彦、酒井一博(労働科学研) 23-24
- 6.高齢者のドア金物操作能力について 古瀬敏(建設省建築研)、後藤義明(積水ハウス) 24
- 7.武蔵野美大学生食堂・喫茶室における男女学生のグループ行動について 松田達郎(武蔵野美大) 24
- 8.夜間の仮眠中の尿中エピネフリンのレベル 西原京子(東京都精神医学総合研)、守和子(労働科学研) 24-25
- 9.立位時うたた寝による姿勢の破綻 田中俊之、中田英雄(筑波大・心身障害学系) 25
記録 第33回総会 - 25
- 幹事会(第10期第5回) - 26
- 幹事会(第10期第6回) - 26
- 幹事会(第10期第7回) - 26-27
- 幹事会(第11期第1回) - 27
- 1989年度第2回JHE編集委員会 - 27
- 1990年度第1回JHE編集委員会 - 27-28
編集後記 - - 28
別冊:人類働態学会員名簿 - - 1-10